今日は、本来のカテゴリーとはちょっと違ったお話しを―。
「SURF&SNOW」というラジオ番組をご存じでしょうか。
今から24年前、1985年10月から11年間、東京のTBSラジオでオンエアされてた音楽番組です。
一時期、ナイターオフの冬に関西などでもネットされていることがありましたが、基本的には
東京ローカルで深夜0時からやっていました。ですので、関西の人にはあまりなじみがないかと。
番組内容の詳細はこちら、個人で作成されている「番組(元)公式HP」をご参照下さい。
(このサイト。松宮氏が公式HPに認定しただけあって、すごくよくできています)
「SURF&SNOW DATABASE」 http://www.geocities.jp/tbs_radio_surf_and_snow/
番組のDJはこの人、
TBSアナウンサー(当時)の 「スーパーDJ」こと、松宮一彦氏。
この顔を見れば、たいていの人は「あ、『ザ・ベストテン』のおっかけマンや!」
と思うそうですけど、私は全く観たことないのでそちらの方は知りません(苦笑)。
80年代末から90年代初頭にかけて、関西から一歩も出たことがなかった高校生が
なぜこの番組を聴いていたのか不思議ですけど、当時毎日ではなかったものの
雑音にまみれながらもしょっちゅう聴いていました。その理由としては当時、
関西のAMラジオでも深夜にリクエスト番組はやっていたものの、「ほぼ毎日同じランキングの
ベストテン形式」とか「ただダラダラ音楽を垂れ流している番組」しかなく、
松宮氏のようにカッコ良くDJと音楽が絡む番組がなかったのです。
思えばその後、大阪に出てきてFMラジオをアホほど聴くようになっても、
松宮氏のようなDJは聴いたことないなぁ、と。少なくとも邦楽専門番組では。
(上の写真は、番組のコンセプトにあわせて作られたコンピCD「松宮一彦のスーパーDJ BOX」)
なんといっても彼のDJスタイルの真骨頂は、
午前0時の時報に合わせて、間髪入れずに番組のSS(サウンドステッカー、つまりジングル)が
カットイン、それが終わるやいなや
「○月○日○曜日、午前0時をまわりました!
TBSラジオ、ノルディカ・サーフアンドスノウ!!
今日のオープニングは…」
と流れるように曲紹介をかぶせ、それをイントロの終わるコンマ数秒前ギリギリにまとめ上げるのです。
(ごくまれにボーカルとかぶってたのはご愛嬌)
私が聴いていたのは高校時代の後半だけ、その後大阪に移住してからは東京のラジオを聴くこと自体が
なくなりましたが、一度だけ当時住んでた街の「パン屋兼コンビニ」的な、深夜営業もしている店が
有線で通しているのを聴いたことがあります。私の中では、今でも好きなDJのひとりです。
(その当時のSSが、上のHPにてRealPlayerで聴けます。カッコいいっ!!
私が聴いてた頃は、確かPsy'sがやってたバージョンでした)
その後番組は96年まで続き、松宮氏がTBSを退社後フリーになって、今度は埼玉のFM-NACK5で
1年間、同じ番組名で同じスタイルでやっていたそうです(ある意味、すごい話ですね)。
ところでなぜ今日、この話題を取り上げたかというと―。
10年前の1999年9月27日は、スーパーDJ・松宮一彦氏の命日なのです。
FM番組は一年で終了。彼のプライベートで起こした事件が、当時のワイドショーでも
大きく取り上げられましたが、それが原因でどうしても耐え切れなくなったようで…。
「Video Killed The Radio Star」ならぬ、「Scandal Killed The Radio Star」といったところでしょうか。
非常に残念な最期でしたが、今でもあの午前0時のオープニングの、まさに「立て板に水」なDJと、
当時売れっ子のミュージシャンをゲストに迎えたときの軽快かつ流麗なトークは忘れられません。
それと彼自身がスキーの名手で、かつて私がスキーウェアを買う時に、この番組で一時期
スポンサーになってた「ノルディカ」(現在は、ベネトンの子会社)のウェアを買ってしまったこと、
さらにはボードをはじめてからも「なんでボードのウェア着ぃひんの?」と言われながらも頑なに
スキーウェアであるノルディカを着続けていたことは、彼およびこの番組の影響です。
あれから10年、早いものですね。彼を偲びつつ、番組のエンディングを再現―。
(エコー&ディレイで)
「じゃ、今日はこの辺で。さよなら、さよなら、さよなら」